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大久野はたけの日々12月 [田畑]

年末というのは大きな締切のように感じる時がある。子どもの頃、学生時代は3月の年度末が区切りという気がしたが、最近は特にこの1年というのを12月に感じるようになった。
畑の仕事は冬になると少ないように見える。しかし、実際は来年の春になってから大きく育つ野菜を冬の寒さから守って大切に育てたり、今年の野菜の残りを片付けたり、堆肥のための落ち葉を集めたり、と案外仕事は尽きない。例えば今畑で春を待っているのは、西多摩の地野菜であるのらぼう菜をはじめ、空豆、エンドウ豆類、タマネギ、ほうれん草や小松菜などの葉物類などである。それに、なんと言っても来年の計画を立てる。何度もここに書いているのは、自分が未だにこの課題を克服できていないからで。本当に。
必ず年末にやる仕事は2つある。大掃除としめ縄(注連縄)作りだ。以前は餅つきも年末に欠かせない行事だったが、最近は12月の前半にやっている。今年も無事に餅つきは終わり、あとは苦手な大掃除と楽しみでもあるしめ縄作り。冬の日だまりの中で、今年とれた稲に感謝をしながら丁寧に藁(わら)を手で綯う(なう)という作業は一年間の仕事の中でも好きなものの一つだ。しめ縄用のわらは餅米のわらで、できるだけ乾燥が進んでいない青いものを使う。餅米のわらの方がうるちのものより柔らかいからで、田植え前に苗の束を縛ったり、稲刈り後に稲を縛るのにも餅米のわらを使う。縄をなうには、まず通常はわらを木の槌(つち)で叩いたり、水で湿らせて柔らかくする。ただ、しめ縄は神様のものだから本来は叩いてはいけないんだ、でも「見えないとこで叩けば良い」という人もいたから、まあ、軽く叩いた方が良いよ、とたしか最初に習った。今年は何人かの人に簡単な輪飾りを教えることもあって、少し叩いたり湿らせたりしてみた。わらはそれで良かったのだが、しかし、わらのない方を教えるのは意外と難しい。3本ぐらいのわらを手のひらの指の付け根と手首に近いところでそれぞれねじりながら逆方向に合わせる。やってみるしかない。何回かやっているうちに感覚をつかんで、わらから縄を作るが楽しくなる。ただ普段使う縄としめ縄はより方が逆になるので、太いしめ縄などは30本ぐらいのわらを逆にねじりながら合わせる。これを、30日だと「一日飾り」と言って嫌われ、29日も日にちが悪いとされるので、28日までに仕上げて飾ると、仕事じまい、となる。しっかりと2012年を締めくくれますように。
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