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松本輝夫『谷川雁 永久工作者の言霊』2014 平凡社新書 [ものがたり文化]

こういうの、ちょっとmixiに書くような内容だけど、せっかくメモに書いたから、全世界に出しちゃう。問題があったらやめよう。

はじめに、第七章、終章、おわりにだけ読んだ。
図書館に返さなくてはいけないので。買うのはちょっと口惜しい、という気分。
僕らの雁さん、を誰か書けばいいんじゃないかな。

山高帽子をかぶって、よくわからない長い話をしていたおじさんだった。発表会では、いろんなことをほめてくれていた。僕にとって一番の印象は、スプリングキャンプの事前活動で『楢ノ木大学士の野宿・野宿第三夜』の言語発表をした時に「良かった」と言ってくれて、ちょっとアドバイスをしてくれた。で、もっと名前をはっきり言えるといい、と言われて名前のやり直しをさせられた。それ以来、できるだけ名前はフルネームではっきり言おう、と心がけているんだ。中2だったかな。他には、特にないなー、学堂にもいなかった。

「人体交響劇」は「重苦しい言葉」かな。それほどでもないよ。人が交響する、ということは、どんな演劇でもダンスのワークショップでも言うと思うよ、「共感」の大事さ。それを「交響」というのはなかなか格好いい。

楢ノ木ベテランたちとテューターベテランたちと西藤さんに話聞けば、ものがたり文化の会での雁さん、は描けるかな。あとは、『十代』を掘って雁さんの言葉を探して、『白いうた青いうた』の大切さは松本さんも認めてるみたいだから、新実さんにも話聞けばいいじゃん。根本順吉さんも定村さんもいなくなってしまったから、案外のんびりしてると話は聞けなくなるかも知れない。谷川章雄さんにも聞けるかも。

雁さん自体もそうだけど、その後のテューターたちや楢ノ木たちが何をやっているか、が大事なのかもしれない。誰か、思想家にならないかな。僕は「実践」の方に行くことにした。演劇は竜くんやこうすけで、音楽は康志くんやあかねちゃん。絵の人もいる。アカデミックなら、長坂くんやら衛くんやら。竜くんは、列島社会が難民の時代になった時に子どもたちが演劇をできることが必要だって言ってて、そこに共感している。

テューターたちは、日々、一人でも多くの子どもたちに宮沢賢治を通じて物語の世界で遊ぶことのおもしろさを伝え続けている。日常の世界にある「現代の寺子屋」であり、さらにはちょっとした「非日常空間」まで用意してくれている。小1の時にはじめて青梅で出会って、英語のぬり絵や言葉遊びから、『そらいろのたね』『はるかぜトプウ』『やまなし』『水仙月の四日』をやらせてくれた中城先生、3年生からは調布で斉藤先生にお世話になった。大人数での活動に戸惑いながら大きなお兄さんにいつも憧れていた。大学で一年間過ごした関西で出会った伊佐くんにテューターは男でもできる、ということを気付かせてもらったことも大きい。真面目に物語を読むことだけがパーティではない、と教えてくれた前田先生、自らダンスの世界に飛び込んで身体表現の可能性を教えてくれた池本先生、とにかくネモパ大好きで活動のテープ起こしをしちゃう根本先生、多くの人との出会いで僕は今では自分のパーティをもって活動を続けている。

1995年に雁さんが亡くなって、ものがたり文化の会はやや縮小傾向にあったけど、行事の参加者数などを見ると、ここに来て持ち直しつつあるのかもしれない。「谷川雁」待望論ももはやかすれた。そんなこと言ってるのは僕だけか。これからも、「小さな活動家」をどんどんと僕らは生み出す。


谷川 雁: 永久工作者の言霊 (平凡社新書)

谷川 雁: 永久工作者の言霊 (平凡社新書)

  • 作者: 松本 輝夫
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2014/05/16
  • メディア: 新書


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